ざまあみやがれい! より
2011年09月22日15:43
上杉隆が古賀茂明から聞いた「北電がヤラセまでしてプルサーマルに突き進む理由」と「朝日が6万人脱原発集会を報じた理由」 9/20(1)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65765250.html
【引用開始】
※すいません、タイトルでは敬称を略しています。
2011年9月20日(火)、上杉隆氏が、文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」に出演しました。そこで、古賀茂明氏から聞いた、北海道電力がヤラセまでしてプルサーマルを推進する理由を語っています。
また、朝日新聞が6万人脱原発集会を報じた理由が、大江健三郎氏が参加したことだとも指摘しています。
また、吉田照美氏は、NHKの良い番組が教育テレビ(Eテレ)の深夜に放送することは、アリバイ作りだと批判しています。
『ソコトコ』9月21日放送分<上杉隆氏の1>
※初稿です。誤字脱字は随時修正してまいります。
=====(文字おこし、ここから)
吉田照美「上杉さんが毎週出演されております、北海道文化放送の「U型テレビ」、経済産業省の現役官僚の古賀茂明さんとご一緒だったと」
上杉隆「はい」
吉田「古賀さん、1回はなんかお仕事辞めるようなことおっしゃってて。そしたらそのあと撤回されたりとか。言う流れがありましたよね」
上杉「あれね。マスコミの多分、その報道」
吉田「いい加減な報道だったの?」
上杉「だと思いますよ。古賀さんずうっと同じこと言ってるのは、大臣が辞めろと言ったら私辞めますと。」
吉田「あ、そういう言い方なんだ」
上杉「大臣が、じゃなくて、ようするに官僚、自分の上司が言うのはそりゃおかしいんで。政治主導なんで。って一貫して言ってるんですよ。枝野さんが最初辞めろと言ったと、報道したんですけど。枝野さんそんな事言ってないと」
吉田「そりゃほんとなのね」
上杉「その前の鉢呂さんも同じです」
吉田「どうしてそういうあれなんだろうね」
上杉「単純ですね。ようするに記者クラブの記者たちが、役人のいったことをそのまま書くんです。役人は大臣はこう言ってますよって勝手につくるんですね。で、役人のウソをそのまま報じますから。いつものように。またパターンなんですよね」
吉田「それなんだ」
上杉「でも、自分たちが悪くないことになってるから。ようするに古賀さんが変わったと。つまり麻生さんが解散する解散しないと一緒ですよね」
吉田「そういう、あーなんだ、書きっぷりになっちゃうのね。いつものそれ」
上杉「いつものパターン。菅さんが辞める辞めないの時もそうですし。全くおんなじですね。まあ、いい加減にそろそろ嘘の報道は、やめたほうがいいんじゃないかと」
吉田「十把ひとからげにして記者クラブ新聞というふうに名前変えたほうがいいかも知んないね」
・・・略・・・
吉田「昨日の北海道文化放送『U型テレビ』で、古賀さんは北海道がヤラセまでしてプルサーマルに突き進む理由を語って。えー上杉さんは電力会社がいうコストにはそのマスメディアへの広告料も含まれてると。えーお互いにTVではなかなか出てこない、本音が炸裂と」
上杉「炸裂ですね。あれ。古賀さんが言ったのは、で、原発を作るのって3000億円くらいかかるんですよ。で火力発電所は1800億円。安い方は火力じゃないですか。でも原発作るんです。なぜかというと、そのコストに対して、何パーセント、電力会社には、要するに利益としてもらっていいと。いうルールがあります。だから3000億円のほうが3%だから高いですよね。だから原発作りたいと。そしてびっくりするのは経産省もその中から税金、つまり特別会計を経産省に貰える。特別会計のなかから配分でもらえるんですよ。で、びっくりするのはまたメディア。コストが上がれば、その中の広告費が上がるんで。」
吉田「すごいしくみだなーこれ」
上杉「つまり、原発作って、効率の悪い発電所を作れば作るほど、電力会社も経産省の役人も、そして、マスメディアも儲かるんで、日本はそればっかり作ってると、いうことを古賀さんが言ってしまったら」
吉田「暗澹たる構図ですね」
上杉「干されてしまったという」
吉田「いうことだよね。」
上杉「経産省に干されて、1年9か月も仕事なくて。あのーただの単に何の部屋もないところで、ずうっと仕事なく待ってると。うらやましい」
吉田「完全に内部告発してるわけだけど。正しいこと言ってね。普通はそれを評価してメディアなんかも、ドンドンドンドンそれを伝えなきゃいけないわけだけどね」
上杉「だからテレビで地上波で出たのは、テレビ朝日、だけですよね。で今回はじめてフジテレビ系のローカルですけど」
吉田「北海道文化放送、がんばってるね、これ。えーそんななか東京ではですね。6万人規模の脱原発集会開かれましたが。えー最多発行部数を誇る新聞社はこれを全然記事にしないという。こういうことってのは、許されるんですかね」
上杉「まあ、新聞じゃないから別にいいんじゃないですかね。あれ広報誌なんで」
吉田「でも新聞ていうふうに、一応…」
上杉「あれ? 書いてありました?」
吉田「そうですよー。ホニャララ新聞っていうふうに大きな」
上杉「読売新聞て書いてあったんですね」
吉田「(笑)。いやいや、大きな新聞には」
上杉「NHKもどこも同じようなもんですよ」
吉田「そうだよね。NHKも扱いとしては弱い感じするよねえ」
上杉「海外では多いです。例えば5人とかでも政府側によった抗議集会やると載っかるんですよ。だけど、政府の方針と記者クラブとかですね、権力側に反対するものに関しては、できるだけ小さくと。6万人でも6人以下の扱いですね。てそういう意味では、あのー、もうこれは変わらないパターンですね」
上杉「そうだね。NHKなんかもいい番組とか色々やってたりするんだけど。まああの、いわゆるいい時間帯、ゴールデンでやればいいのにっていうのを、ちょっと外してみたりとかですね。いい番組を、例えば教育テレビ、Eテレっていうの今ね、ああいうところの、ちょっとあんまみんなが視られないような時間で放送したりって。なんかアリバイ作りみたいなやり方やめてほしいんだけどなあ」
吉田「これ6万人集会は、海外のメディアはすごいいっぱいやってる。ところが日本の場合はやんなくて。で今回なんで半年ぶりにやったかというと。それまで2万人集会、1万人集会やってるんですよ。毎週のように。全然報じないんです。で、6万人集会やったというのは、大江健三郎さんが出てきて。えーようするに、会場、集会に来たんですよ。そうすっと、大江健三郎さんだと、大江健三郎さん大好きな朝日新聞などは、大江健三郎が出たと、いうことです」
吉田「あー、いうことなんだ」
上杉「で、6万人の国民はどうでもいいわけですよ。」
吉田「ひどいはなしだねこれ」
上杉「そんなの、人間扱いしてないんで」
吉田「そうだね。人間扱いして欲しい」
上杉「そういう意味では6万人ぐらいいたら普通はもうちょっとね。やってほしいなと」
・・・略・・・
【引用終了】