AERA 2011/7/25 号

これで日本も石油輸出国に-「藻」でエネルギー革命- 

より

【抜粋 引用開始】

「日本の社会・経済を安定させるにはエネルギーを自給する必要がある。そのエネルギーは今や自然から取る時代ではありません。作る時代に入ったのです」

筑波大­学大学院の渡邉信教授(63) ・・が作ろうとしているのは、他ならぬ石油だ。海で取れる藻から油脂成分を抽出することによって大量に工業生産する。

・・・

(2009年)渡邉氏のチームは、沖縄の海から200株もの藻類を採取・・であったのが、オーランチオキトリウムだった。・・ギリシャ語で、「黄金色の壺」という意味を持つこの藻は、スクアクレンという上質の石油成分を作る。その量はからだの20%を占める。渡邉氏が探していたのは、この「黄金色の壺」の中の「変わり者」だった。

・・・

・・「変わり者」のオーランチオキトリウムの場合、このスクアクレンを変化させずに、そのまま体細胞の中に蓄積する代謝構造を持っていた。・・・しかも、増殖スピードはきわめて速い。ボトリオコッカスに比べて石油生産量は、3分の1だが、増殖スピードは36倍。つまり、石油生産効率はボトリオコッカスの12倍に相当する。このため、生産コストは、ほとんど重油に対抗できるだけの水準にまで下がることがわかった。

・・・

・・渡邉氏は、10年以内に実用化したいとしている。

・・科学技術・イノベーション推進特別委員長の川内博史衆院議員は、

「根本的に見直すエネルギー基本計画の中にしっかりと組みこんでいきたい」

と話している

【引用終了】

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【YouTube動画転載】

日本が産油国になる日

otomiECOtv さんが 2011/02/17 にアップロード

石油の需要に供給が追いつかなくなり、価格が大幅に上昇する”ピークオイル”が間近に迫っていると言われる中、藻類が作り出す油を大量生産する研究が進んでいます。
従来有力とされてきた「ボトリオコッカス」と比べ、油を10倍以上の効率で作り出せるという「オーランチオキトリウム」を発見した、日本の微細藻類研究の第一人者、筑波大­学大学院生命環境科学研究科の渡邉信教授にロングインタビュー。
日本を産油国、さらには輸出国にするまでの道筋、藻類に廃棄物、排水処理、CO2吸収をさせながら油を作る技術など、世界をエネルギーの制約から解き放つ、藻類の驚異的な­能力をたっぷりと語っていただきました。

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【YouTube動画転載】

未来を拓く藻類エネルギー 11/05/21

LoveNippon さんが 2011/05/23 にアップロード

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株式会社IHI

プレスリリース

藻類バイオ燃料の研究開発合同会社の設立 ~燃料生産能力が最も高い藻の開発に成功、実用化を目指す~

-2011年7月7日-

http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2011/2011-7-07/index.html

より

【引用開始】

 株式会社IHI(以下、IHI)と有限会社ジーン・アンド・ジーンテクノロジー(以下、G&GT)および株式会社ネオ・モルガン研究所(以下、NML)は、IHI NeoG Algae(アイエイチアイ ネオジー アルジ)合同会社を設立し、藻類バイオ燃料事業に関する技術開発を共同で実施することに合意いたしました。なお、会社設立は平成23年8月上旬を予定しており、IHIは本事業の推進のため、当初2年間で4億円の投資を行います。

 藻類は、水中に生息している植物の総称であり、主に光合成によって増殖します。その一部には育成の過程において燃料を生産するものがあります。藻類は成長する際にCO2を吸収し、また増殖が速いという特徴を有しているため、原油や食糧の価格高騰と地球温暖化を同時に解決するソリューションとして、藻類を利用したバイオ燃料生産に対する注目が高まっています。

 このたび、神戸大学発ベンチャーのG&GTが、現時点で明らかになっている藻類の中で、燃料生産能力が最も高い藻(以下、榎本藻(えのもとも))の保有を明らかにしました。榎本藻は国内で発見された特殊な藻をベースに、G&GTの顧問である榎本 平教授の指導のもとで、独自の品種改良を重ねて、燃料生産に適した性質を持つように開発された藻です。さらに、G&GTは榎本藻(えのもとも)の性能を最大限に発揮できる培養法の開発にも成功しました。

 榎本藻(えのもとも)は、燃料を生産する緑藻(りょくそう)であるボツリオコッカスの一種となりますが、一般的なボツリオコッカスに比較して一ヶ月間で約1000倍の量に増殖します。また雑菌等の他の生物が混在する環境でも培養が可能となる堅牢性を有しているだけでなく、生産する燃料は重油に相当する高い品質であることが確認されています。

 藻類バイオ燃料は、ジェット燃料や重油としての利用が見込まれることから、世界各国で盛んに研究開発が進められています。IHIは、従前より生物培養に関する研究開発を行い、基盤技術を蓄積して参りました。また、バイオプラントにおいて、多数の設計・施工実績を有しております。NMLは、様々な微生物を利用した医薬品、化学品、食料品生産のプロジェクトで豊富な実績を有するベンチャー企業です。また、微細藻類の研究においても国内トップクラスの経験とノウハウを有しています。このたびの榎本藻(えのもとも)の開発を機に、三社が一体となるIHI NeoG Algaeは、榎本藻(えのもとも)の大量培養によるバイオ燃料の製造を目指し、今後は、培養スケールアップ、藻体からの油分分離・回収、藻のさらなる能力向上等の技術開発を進めて参ります。

(略)

<IHI NeoG Algae 概要>
商  号 IHI NeoG Algae合同会社 (アイエイチアイ ネオジー アルジ)
設   立 平成23年8月上旬予定
資 本 金 2億6,000万円
代表社員 藤田 朋宏
事業内容 藻類由来バイオ燃料の基礎研究および実証研究
所 在 地 神奈川県川崎市(NML本社内)
出 資 者 IHI、G&GT、NML、藤田朋宏

<G&GT 概要>
神戸大学榎本平教授の研究成果を実用化することを目的に設立された神戸大学発ベンチャーです。榎本藻・榎本培地の開発の他にも、遺伝子操作手法等様々な商品・サービスを有しています。

<NML 概要>
最先端の進化理論(不均衡進化理論)を応用した育種技術を有し、世界の製薬・化学・食品企業に対し、微生物の育種・培養を支援しているベンチャー企業です。近年は、グリーンテクノロジー関連事業の企画・市場分析・運営・研究開発の全てを一括して行う企業として活躍しています。

左:榎本藻の培養特性試験/右:種藻培養設備
【引用終了】

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1件のコメント on 【「藻」でエネルギー革命=石油を生産=これで日本も石油輸出国に!】1. 110725渡邉信筑波大­教授「オーランチオキトリウム」2. 110707榎本平神戸大教授「榎本藻」

  1. Name より:

    崩壊する世界秩序と日本の未来:亡国への処方箋(真相JAPAN)
    http://blog.livedoor.jp/takuta.....69420.html

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