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【代表Column】

地中と、大気・電離層の相関関係の観測によって、地震発生の数日前に予側できる可能性を示唆する情報について、いくつか掲載します。

記事の内容をまとめると、大地震の3日前、3/8より3/11まで、震源地の上空で、

A) 2.5Hzの低周波電磁波(赤外線)の放射量が著しく増大した。【記事(2)、(3)】

B) 電離層の電子量が、劇的に増加していた。【記事(1)、(3)】

C) 大気(圏)は高温になっていた。【記事(3)】

ことが、わかります。

2011/6/5  【川崎泰彦 記】

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以下、記事の概略。

(1) 2011/5/8  中日新聞の記事より、日置(へき)幸介北大教授の調査結果。

国土地理院のGPS記録を大震災の前後について調べた結果、発生約40分前に震源300~400キロ内の上空で電子が増え始め、最大で1割ほど増加していた。

(2) 井口和基氏の公式ブログより

・2011/3/10  地震の警告

HAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。…アジア日本を通る大円方向である可能性がある。

・2011/6/1   3/7から3/11までのHAARPモニター観察結果

3/8 の終わりから、2.5Hzの中心を持つ強烈な電磁波が現れ、3/11のUT9:00=日本時間18:00まで、続いていた。

(3) 2011/5/18 MIT  Technology Review の記事 :

Atmosphere Above Japan Heated Rapidly Before M9 Earthquake より

Dimitar Ouzounov at the NASA present the data from the Japan earthquake

a)  M9の地震の前に、震源地・上部の電離層の全電子量が劇的に増加し、地震が襲った最大3日前まで最大に達した。

b) 震源地・上部の赤外線量の大きな増加を示し、地震の数時間前にピークに達していた。言い換えれば、大気(圏)は高温になっていた。

c)  3月8日に赤外線放射量の急速な増加を示している。 これらの排出が、電離層の全電子量に影響し続けた。

(4) Video: Sergey Pulinets Interview

地震予知について、複数のパラメーターによるアプローチが可能。

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以下、記事本文。

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(1) 大震災40分前、上空の電子が異常増加 直前予知に有望

中日新聞 2011年5月28日 09時20分

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011052890092002.html

(リンク切れ)

マグニチュード(M)9・0を記録した東日本大震災の発生40分前に、東北地方の上空約300キロにある「電離圏」の電子が異常に増えていたことを、日置(へき)幸介北海道大教授が衛星利用測位システム(GPS)の電波から突き止めた。日本地球惑星科学連合大会で27日に発表した。他の巨大地震でも同じ現象が見られ、地震の直前予知に役立つ可能性がある。

GPS衛星からの電波は、電離圏で電子の影響を受ける。電子の数が多いほど影響も大きい。日置教授は、国土地理院のGPS記録を大震災の前後について調べた。

その結果、発生約40分前に震源300~400キロ内の上空で電子が増え始め、最大で1割ほど増加していた。電子は地震発生後すぐ元に戻った。増加の仕組みはまだ分かっていない。

チリ地震(2010年、M8・8)、スマトラ沖地震(04年、M9・1)、北海道東方沖地震(1994年、M8・2)の直前にも、GPS記録から電子の増加が確認された。

地震規模が大きいほど増加幅も大きく、M8以下の地震では増加は見られなかった。

日置教授は「M9級地震の直前予知に有望。GPS記録を使って簡単なソフトで分析できるため、誰でも検証できる」と話す。

今後は、地震以外で今回のような増加が起きないことを1年かけて確認するという。

(中日新聞)

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参考記事 【追記 2013/4/21】

◆巨大地震直前に増える電離圏の電子
日置幸介  北海道大学理学研究院

地震予知総合研究振興会

「地震ジャーナル」53号,
2012年

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(2) 井口和基の公式ブログより 2011/3/10地震の警告と、2011/6/1 観察結果

東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図

http://www.youtube.com/watch?v=ep8VbQI1bTg&feature

take2210013 さんが 2011/04/21 にアップロード

2011年3月1日00:00~2011年4月16日00:00の期間に日本周辺で発生した、マグニチュード4.0以上の地震まとめ。

1:59から前震

2:25の大きな円が東北地方太平洋沖地震

ニコニコから転載

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14171218

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以下に、井口和基の公式ブログより引用します。

2011年 03月 10日に、311の大地震を警告。

2011年 06月 01日に、上の時系列の地震分布図について、分析されています。

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Kazumoto Iguchi’s blog

2011年 03月 10日

HAARPに地震波か?

http://quasimoto.exblog.jp/d2011-03-10/

より

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【引用開始】

HAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波をとらえていた。これは最近見かけた中では最大クラスである。近々地球上のどこかで大きな地震が起こりそうである。あるいは、噴火活動かもしれない。3カ所のデータがほぼ同程度の強度であることから、アラスカHAARP群に垂直な方向、アジア日本を通る大円方向である可能性がある。

【引用終了】

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Kazumoto Iguchi’s blog

2011年 06月 01日

「悪魔の2・5ヘルツの強烈電磁波」:これが出たら要注意か?

http://quasimoto.exblog.jp/i18

より

上の動画、「東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図」について

【抜粋 引用開始】

311の東日本大震災前の3月1日からのデータを表現したものであるという。このデータによると、次のようなことがわかる。

(あ)まず大震災の直前の3月8日までは宮城沖ではまったく何も問題はなく、例年通りの散発地震が日本の周辺部に起こっただけであり、この地域には一切地震がなかった。

(い)次に、大震災の2日前の3月9日の12時頃にこの宮城沖に突然かなりの大きな群発地震が起こった。そしてそれが3月10日までに徐々に沈静化し、一端停止したことがわかる。

(う)そして、ついに3月11日の14時頃に一気に例の大地震が起こった。あとは周知の事実である。

この時期のHAARPモニターの、この時間帯のモニターデータ【引用注:Bxのみ、By, Bzは略】を振り返ってみる。

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3月7日

(この時期にはほとんど何も人工的な異変はない)

3月8日

(この日の終わりから、2・5ヘルツの中心を持つ強烈な電磁波が現れる)

3月9日

(丸一日2・5ヘルツの中心を持つ強烈な電磁波の照射が行われる)

3月10日

(丸一日2・5ヘルツの電磁波の照射が行われる。そしてついに0ヘルツの強烈な地震電磁波が3つ現れる。この地震電磁波を私が警告した)

3月11日

(2・5ヘルツの中心を持つ強烈な電磁波の照射はUT9=日本時間18時で止まる)

「2・5ヘルツの強烈な電磁波が出た場合は要注意」ということだろう…

【引用終了】

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(3) 2011/5/18 マサチューセッツ工科大学 Technology Review から、

【私訳 文責 川崎泰彦】

Atmosphere Above Japan Heated Rapidly Before M9 Earthquake(05/18/2011)

M9の地震の前に、日本上空の大気(圏)は急速に高温になっていた。

日本の壊滅的な地震の数日前に、震源地・上空の赤外線量は劇的に増加した、と科学者たちは言う。

地球物理学者たちは、巨大地震の数日前の奇妙な大気の現象についての事例報告に長い間頭を悩ませてきが、これらの事例をバックアップする良いデータは、なかなか手に入らなかった。

しかし、近年では様々なチームが、地震地域の大気モニタリングステーションを設定し、多くの人工衛星が、地震時の大気圏上層と電離層の状態に関するデータを地上に送ることができる。

昨年、我々は2010年1月にマグニチュード7のハイチ地震の前に、超低周波無線信号の大幅な増加を示す、探査機デメーテルからの魅力的なデータを見た。

今日、メリーランド州のNASAゴダード宇宙飛行センターでディミタール・ウーズノフ(Dimitar Ouzounov)と数人の仲間が、3月11日、日本を荒廃させた大東北地震のデータを示す。その結果は、予備的であるものの、目を見張るべきものです。

彼らは、M9の地震の前に、震源地・上部の電離層の全電子量が劇的に増加し、地震が襲った最大3日前まで最大に達したという。

同時に、衛星観測は、震源地・上部の赤外線量の大きな増加を示し、地震の数時間前にピークに達していた。言い換えれば、大気(圏)は高温になっていた。

このガスからの放射能は、大規模に空気をイオン化し、これが多くの効果を持っています。水の分子が空気中のイオンに引き付けられるので、イオン化は、水(の分子)の大規模な濃縮を引き起こします。

しかし、濃縮のプロセスは、熱を解放し、そしてこれが、赤外線の排出の原因です。 “人工衛星のデータから観察した我々の最初の結果は、3月8日に赤外線放射量の急速な増加を示している“と、ウーズノフと仲間は言う。

これらの排出が、電離層の全電子量に影響し続けた。

地中と、大気、電離層は、いずれかの変動が、測定可能な連動につながるということは、確かに理にかなっている。問題は、どの程度まで新たな証拠が、このアイデアをバックアップするかです。

日本の島を襲った地震は、現代では最大のものであり、検討するべき地震の中で最良であることは確かに明らかでしょう。このデータから上記ような関係性の十分な証拠が出ないときには、他の機会はほとんどなく、また当分手にはいらないことになるでしょう。

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【出典】

Atmosphere Above Japan Heated Rapidly Before M9 Earthquake :

Infrared emissions above the epicenter increased dramatically in the days before the devastating earthquake in Japan, say scientists.

Technology Review  published by MIT

http://www.technologyreview.com/blog/arxiv/26773/

【Quote as follows】

Geologists have long puzzled over anecdotal reports of strange atmospheric phenomena in the days before big earthquakes. But good data to back up these stories has been hard to come by.

In recent years, however, various teams have set up atmospheric monitoring stations in earthquake zones and a number of satellites are capable of sending back data about the state of the upper atmosphere and the ionosphere during an earthquake.

Last year, we looked at some fascinating data from the DEMETER spacecraft showing a significant increase in ultra-low frequency radio signals before the magnitude 7 Haiti earthquake in January 2010

Today, Dimitar Ouzounov at the NASA Goddard Space Flight Centre in Maryland and a few buddies present the data from the Great Tohoku earthquake which devastated Japan on 11 March. Their results, although preliminary, are eye-opening.

They say that before the M9 earthquake, the total electron content of the ionosphere increased dramatically over the epicentre, reaching a maximum three days before the quake struck.

At the same time, satellite observations showed a big increase in infrared emissions from above the epicentre, which peaked in the hours before the quake. In other words, the atmosphere was heating up.

These kinds of observations are consistent with an idea called the Lithosphere-Atmosphere-Ionosphere Coupling mechanism. The thinking is that in the days before an earthquake, the great stresses in a fault as it is about to give cause the releases large amounts of radon.

The radioactivity from this gas ionises the air on a large scale and this has a number of knock on effects. Since water molecules are attracted to ions in the air, ionisation triggers the large scale condensation of water.

But the process of condensation also releases heat and it is this that causes infrared emissions. “Our first results show that on March 8th a rapid increase of emitted infrared radiation was observed from the satellite data,” say Ouzounov and co.

These emissions go on to effect the ionosphere and its total electron content.

It certainly makes sense that the lithosphere, atmosphere and ionosphere are coupled in a way that can be measured when one of them is perturbed. The question is to what extent the new evidence backs up this idea.

The Japan earthquake is the largest to have struck the island in modern times and will certainly turn out to be among the best studied. If good evidence of this relationship doesn’t emerge from this data, other opportunities will be few and far between.

【End Quote】

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(4) Video: Sergey Pulinets Interview 【動画・英文】

モスクワの研究者のインタビュー:「地震予知について、複数のパラメーターによるアプローチ」

Sergey Pulinets: A Multi-Parameter Approach to Earthquake Forecasting

http://www.larouchepac.com/node/17944

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