msn 産経ニュース 【正論】

ジェームス・E・アワー 不屈の精神で三度日本の奇跡を

2011.3.25(1~3/3ページ)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110325/dst11032502560002-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110325/dst11032502560002-n2.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110325/dst11032502560002-n3.htm

より、

 上記、ジェームス・E・アワーの文章の要点は、下記のようにまとめることができる。

■4つの提言

1)日本は、さらに安全な原子炉をもっと建設するという決意を表明すべき。

2)TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を批准せよ。

3)2006年日米合意の普天間飛行場の辺野古移設等、沖縄の米軍再編計画を実施せよ。

4)自衛隊の地位と日本が集団的自衛権を行使する権利を明確にする、日本の国家安全保障法を成立させよ。

■三度めの日本の奇跡を

1)明治天皇の下での維新の後

2)太平洋戦争の後

3)311(震災・津波・原発事故)の後

 “奇跡”が三度(みたび)可能というところを見せてくれることを、望む。

【以上、要約 文責 川崎泰彦】

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【代表Column】

■提言を、噛み砕いて言えば、

1)放射能を浴びようと、日本国民は原発をつくり続けよ。

2)TPP批准によって、関税権・食糧自給・自国法の放棄など、国家主権を明け渡せ。

3)日本の独立を阻む在日米軍は、日本負担で継続し、

4)アメリカが仕掛ける戦争に、兵隊と金をだせ。

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以上は、日本の政策担当者によって、以下のような美名で糊塗され、推進されてきた。

1)温暖化対策、クリーンエネルギー、安価なコスト

2)自由貿易、停滞した日本経済の活性化、平成の開国

・・・「電車に乗り遅れるな」のマスコミの宣伝文句は、戦前、日独伊三国同盟への誘導に使われたそうである。

3)思いやり予算、Host Nation Support

・・・今年3月30日提出、31日可決。アメリカが本当の“トモダチ”なら、日本の財政を思いやっていただきたい。

[ 参照:「ホスト・ネーション・サポート(寄生虫予算)」の一部が「思いやり予算」なのね!http://blogs.yahoo.co.jp/ff6988m/60713441.html  ]

4)国際貢献

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私たちは、いったい、いつまでこういったことを続ける(政府を支持する)つもりなのだろうか?

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ナオミ・クラインの本「ショック・ドクトリン=災害資本主義」によれば、

ショック・ドクトリンとは、

「大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」であり、

「民衆を震え上がらせて抵抗力を奪うために綿密に計画され、急進的な市場主義改革を強行する。」ものである。

[ 参照:災害資本主義http://enzai.9-11.jp/?page_id=1867 ]

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■「日本の奇跡」をもたらした国難・外圧・災害などのShock について、歴史的に振り返ってみよう。

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江戸の泰平をやぶったShockは

1)1853.ペリーの黒船、グラバーと英国諜報部の暗躍(*)する、幕末の動乱であり、 1854.日米和親条約、1868.明治維新へと続く。

 [(*)参照:加治将一「あやつられた龍馬」]

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1899.7.17不平等条約の改正によって、「日本が欧米諸国と対等の位置」に立つ事になった。

それまでの条約は、「日本に居住する外国人の裁判は、日本の裁判官に依らないで、その国の領事がこれを行うという制度で、、、日本人には常に不利な裁判が行われたのでした。また外国から輸入する品物に対しても、自由に税を課する事さえ出来」なかった。

 [ 参照:不平等条約の改正http://meiji.sakanouenokumo.jp/blog/archives/2008/07/post_665.html  ]

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大正デモクラシーの自由な雰囲気は、

2)1923.関東大震災の災害と、1932.515事件、1936.226事件をへて、戦時体制へ変貌し、1937.支那事変、1941.真珠湾日米開戦、1945.本土空襲、広島・長崎、敗戦から、1951.サンフランシスコ条約 / 日米安保条約・地位協定(米軍人の裁判権なし)により、駐留米軍下の支配に続く。

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1971.ドル・ショック

1973,1979.オイル・ショック(Energy crisis)  [ 資源Shock →資源経済 ]

1985.JAL機墜落・プラザ合意 (1ドル240円→1ドル120円)

[ 日本と西ドイツがアメリカのドル安政策の標的にされた。(榊原英資)]

1987-91. バブル経済、バブル崩壊以降、日本経済は停滞。

2001. NY 911テロから対テロ戦争へ[ 戦争Shock →武器経済 ]

2008. リーマン・ショック(1ドル120円→1ドル80円)[ 金融Shock→投機経済 ]

2009-10. 新型インフルエンザ [ 疾病Shock →医薬経済]

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3)2011.311原発震災 [ 自然災害Shock →TPP &日米同盟&戦争? ]

「災害資本主義」が「民衆を震え上がらせて、急進的な市場主義改革を強行する」ものであるならば、今日本で進行している311災害と、TPPの推進しようというGlobalistの目算がどこにあるのか。

「平成の開国」と賛美して、1854.日米和親条約から1899.条約改正まで、45年かけて獲得した関税自主権という国家主権(の根幹)を明け渡させようとするプロパガンダは、Global企業の強欲資本主義への供物ではないのか、私たち日本人は、しかと見極める必要があると考える。

2011/5/28  3:38   【記 川崎泰彦】

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4件のコメント on 【代表Column】Globalist ジェームス・E・アワーの言葉から:国家主権放棄のすすめ

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