塩素38測定値を撤回した東電に対し、「再臨界か」の論文を書いた米専門家ダルノキ-ベレス氏の所見と質問のリンクを、下記に貼付します。

(日本語訳と英語原文)、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんからのコメントも、末尾に引用→リンク貼付されています。

Sunday, April 24, 2011

東電の塩素38測定値撤回に対するダルノキ-ベレス博士の所見と情報開示の要請

☞ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_24.html

福島第一の1号機の溜まり水から検出された塩素38のの計測値を元にし、再臨界の可能性を議論したモントレー国際問題研究所不拡散研究センターの研究員、ダルノキ-ベレス(Ferenc Dalnoki-Veress 「ダルノキ=ベレス」、また「ベレス」の部分を「ヴェレス」と表記しているところもあります)博士の論文は3月31日に『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』に掲載され、4月1日に当サイトでIEERエネルギー環境研究所のアージュン・マキジャーニ所長による解説文を紹介し、論文全文の翻訳を4月9日に発表しました。

しかし、東電は4月20日、この塩素38 (Cl-38)の測定値を撤回しました。それを受けて、ダルノキ-ベレスさんは以下のような所見と質問をまとめ、4月20日に『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』誌に発表しましたので、ここに更新部分の日本語訳と原文を紹介します。専門的な内容と思いますが、これを見た方は、東電、保安院、原子力安全委員会等関係者、報道機関等に届くよう、協力をお願いします。

また、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんからコメントをもらっておりますのでダルノキ-ベレスさんの文章の下に掲載します。

(Satoko Norimatsu, Peace Philosophy Centre, Twitter @PeacePhilosophy)
【以下、一部抜粋、引用】
4月20日 付重要更新

4月20日のプレスリリースで東京電力は、3月25日発表の、第一号機原子炉冷却に使用された海水のCl-38放射能濃度測定値 (1.6 MBq/mL) を撤回し、「検出限界未満」とした。この当初の測定値を元に、そのような高濃度は、不慮の過渡臨界の可能性を想起せずには説明できないと私たちは判断していた。東京電力がこの測定結果を撤回し、同プレスリリースに示されるように、分析プロトコル改善に着手したのは、喜ばしいことである。しかし、なぜ、不充分な類別記述のまま(同プレスリリースにおいて、Cl-38 の読みは1.6MBq から「検出限界未満」と変更され、変更理由は「主要ピークによる核種の同定及び放射能濃度の決定」とされる)誤りを撤回したのかについて、説明が願わしいところである。

【引用終了】

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