http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041701000150.html

 東京電力は17日、遠隔操作で走行するロボットを使い福島第1原発1、3号機の原子炉建屋内を調査した。ロボットで放射線量や温度、湿度、酸素濃度などを測定し、今後、人が入って作業できるかなど安全性を判断する材料とする。今後、2号機などでも実施予定。

 東電は原子炉建屋内にある冷却設備を使えば、早期の冷却につながるとしている。建屋内は放射線量が高く、人が作業するのは難しいとみているが、作業実施の可能性を探る。調査前に測定した放射線量は1号機原子炉建屋に入る扉付近で、最大1時間あたり270ミリシーベルトと高かった。

 調査に使ったのは米国のロボットメーカー、アイロボット社から無償提供された同じタイプの2台。長さ70センチ、幅53センチ、重さ35キロで、カメラが付いているほか、備え付けのアームで物をつかむなどの作業ができる。時速は約9キロで、斜度60度の坂のほか、がれきの上でも走行可能だ。稼働時間は約4時間、遠隔操作できる距離は約800メートル。

 原子炉建屋に入るにはタービン建屋から2重扉を開ける必要がある。タービン側の扉を人が開けた後、ロボットを中に入れ、原子炉側の扉のハンドルをロボットが開け、原子炉建屋内に入る。扉は縦2メートル、横1メートル、厚さ20センチ。2台で作業し、1台が現場調査し、もう1台がそれを監視する。

 東電は「線量の高いところと低いところが分かるので、人でどんな作業ができるのかも見えてくる」としている。

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