◆科学医療
米軍の原発情報 各国で共有へ

◆ ニュース動画

☞ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110413/k10015275641000.html

(文字起こしは、末尾に原文のまま貼付します)

◆ NHKトップニュースより引用: 

アメリカ軍の高官は、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応について、毎日、無人偵察機を原発周辺の上空に飛ばして放射線量の計測などを続けており、そこで得た情報は日本政府に提供するとともに、関係各国とも共有化を進めていることを明らかにしました。
04/13 10:01
【転載終了】

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日本は管理・統制しやすい、コンパクトなサイズの島国だ。

カリフォルニア州ほどの面積に1億3千万近い人口が密集し、神経質なほど細やかなデータ報告をしたがる国民性もあいまって、実に綿密なデータ統計が収集しやすい“壮大な実験場”の役割を、世界史上、果たしてきた。

例えば、広島・長崎は世界初の原爆投下都市に選ばれ、投下後の爆破破壊記録は撮影され、放射線データは分析された。

ニューヨーク・タイムズ従軍記者は、この報告を当時、同紙に「放射線被ばくによる健康被害はなし」と発表し、名誉ある米国ピュリッツァー賞に輝いた。

またイラク各地への大規模空爆に目を向ければ、湾岸戦争とイラク戦争中には、劣化ウラン弾(ダーティー・ボム)ほかの新型兵器が使われ、さながら軍需産業の商品見本市のようだったと批判されている。アフガン戦争しかり…。

そして予測通り、子供たちが次々と白血病に罹病し、死んでいった。戦場にいた兵士たちの間にも、劣化ウラン弾による放射線障害が発症し、やがて“湾岸戦争症候群”として認知されるようになった。まるでベトナム戦争時に投下された枯葉剤によるダイオキシン被害のように、それは戦場の住民と兵士、双方の遺伝子を傷つけ、人体と土壌、生活環境を汚染。難病を蔓延させ、不幸の連鎖を生み、人道に対する犯罪を繰り返し、世界を震撼させた。

広島・長崎を検証すれば、原爆症に苦しむ被ばく者に対しては、症状の改善や治療が目的でjはない、情報収集/分析目的の検査がなされた。放射線による健康被害の膨大なデータが戦後、日米共同チームにより蓄積されていった。

被ばく者に対して、公然と行われた、人体実験と追跡調査である。

今回の311原発震災でも、福島第一原発の3号機はウラン軽水炉から、昨年2010年8月にプルトニウム型原発へ転換され、プルサーマル原発へと姿を変えていった。それゆえ、今回起きた原発震災で放出された放射線物質の種類と量、水素爆発の規模と飛散物質は、ウラン型と比較して2倍の被害と被ばくをもたらすことになったという。

これもまた、広範で深刻な環境汚染と外部・内部被ばくをもたらす、”世界初”とされるプルサーマル(プルトニウム型)原発事故となった。1945年夏に起きた、2度の原爆投下作戦の66年目に発生した、次なるプルトニウム爆発が今年2011年の“311原発震災”であった。

複数の大津波に襲われた「ガレキの山」と化した町々の写真・映像を見ると、それは原爆投下を含む1945年までの大戦中、日本主要都市への大量空爆により市民の無差別殺戮をもたらした「焦土作戦」後の被災地と、恐ろしく酷似した、悲惨な光景であった。

外国政府が注目するのは、被害状況や事故処理の経緯ばかりではなく、汚染物質の飛散・拡散データや被ばく被害、政府対応・広報、被災地の反応、犠牲者分布、医療統計から支援策をはじめとする復旧予算とその配分データ、復興再建予算に群がる利権など、事故直後から事後処理に至るまで刻々ともたらされる膨大な提供情報を、固唾をのんで見つめ、入手、分析し、自国へのシミュレーション・データとして活用することになる。

かつて、広島・長崎への原爆投下を決定される過程において、ある議論と恐るべき選択がなされた。

原水爆を、日本の国土の上空で爆発させるか、それとも海底へ掘削・埋設して起爆させ、大地震と大津波をもたらせて国土の広範を水没・破壊し尽くすべきか。

当時の結論は、前者の空爆だった。

空爆が選ばれた理由は、「その被害状況を、克明に記録・追跡できるから」だ。

ー 人体実験も出来る、豊富で詳細な被害報道による「被ばく」情報と放射線量など各種「データ収集」が可能な、被爆国ニッポンの被災。

1945年8月6日と9日に起きた世界初の原水爆t投下“実験”、その後の情報収集と統計の活用。

そのとき、取り置かれた後者の選択、「掘削・埋設した水素爆弾炸裂による大地震、津波の発生」作戦が、いつ決行されるかは、戦後長らく、時間の問題とされてきた。

太平洋戦争中捕えられた日本人捕虜の処遇もまた苛烈きわまる非人道性に満ちたもので、米国西海岸で人体実験のモルモットにされた史実がある。

そう、日本人の命を “治験”実験台としか扱わなかった、戦中戦後の歴史が㊙文書として、米国公文書館には眠っているのだ。

この歴史を知る研究者の中には、「いつ日か、水爆による海底爆発によって引き起こされ、誘発される大地震・大津波の実験台」にされる悲惨な「日本壊滅」を憂う知恵者がいた。

その1人が、大学教授のKSさんだった。

私は平和運動を通してK先生と1978年に知り合い、通訳や翻訳を担当した。

KS教授の翻訳本である、「先制第一攻撃(オルドリッジ著:岩波新書)」の著者、元トライデント社ミサイル設計主任オルドリッジ夫妻の来日時に私は、随行・同時通訳を担当。その時の交流を通して、国連安保理加盟国の研究者らが参加した新型兵器の開発が、戦後、継続されてきた驚愕の事実を知った。

それが、「海底深くを掘削、埋設した水爆の爆破実験」だった。

兵器として、すでに実用化されているとも聞いて、当時まだ10代で環境平和運動の駆け出しだった私は、言葉を失い、腰を抜かした。

この1970年代に聞かされた「その後の核兵器開発」の歴史を振り返れば、2009年から頻発する大小の福島地震に関する一連の報道も、驚くにはあたらない。

2年ほど前から、日本中で頻発する「震度3、震源はごく浅い10㎞」報道が、私にはひどく気になっていた。

殊に昨年、夏ごろから「震源地、福島浜通り。震度3、震源10㎞」と、「震源地、福島中通り。震度3、震源10㎞」が目立ってきて、周囲に「人工的な臭いがする」と、その懸念を漏らしていた。

「山崎淑子」支援の会の代表と相談して、昨年2月以来、大地震を想定した具体的な避難計画を立てていた。

私の懸念が、思い過ごしであってほしいと、ずっと祈りつつ大地震の発生に備えて、「サバイバル策」と「東京脱出」双方の想定シナリオ行動計画を、2010年2月から立てていたのだ。

そして今年、懸念通り、311大地震と大津波、原発震災がいっきに襲来した。

私の予測より、3か月ほど早く、その日は突然やってきた。

聖書のマタイ伝、ルカ伝には、こう書かれている。

ー その日が来たら、山に逃げなさい。

ー 都市にいる者は、急いで、都市から出なさい。

(つづく)

【2011年4月13日(水) 11:23 山崎淑子 執筆】

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

参考1) @magosaki_ukeru 孫崎 享さんツイートより:

原子力・米国動向:9日マスコミ一斉に、「米80キロ避難勧告仮定に基づく判断。日本の判断は妥当」とした時に、私は「ではこの判断で米国政府は在日、米国民に避難範囲20KMと言っているか。日本政府はうるさい、まー仮定としてあげよう。人体実験も出来るし。問題は対米国人対応」と記述。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【2011年4月13日正午のNHKニュース動画から、文字書き起こしを以下に転載します】

米軍の原発情報 各国で共有へ

4月13日 10時1分
 

アメリカ軍の高官は、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応について、毎日、無人偵察機を原発周辺の上空に飛ばして放射線量の計測などを続けており、そこで得た情報は日本政府に提供するとともに、関係各国とも共有化を進めていることを明らかにしました。

アメリカ太平洋軍のトップ、ウィラード司令官は12日、議会上院の軍事委員会で証言し、福島第一原子力発電所の事故に対するアメリカ軍の対応について「毎日、原発の上空に無人偵察機を飛ばして、原子炉周辺の温度変化の情報を得たり、原発施設の写真を撮影している」と述べました。さらに「この無人偵察機は特殊なセンサーを搭載していて原発周辺の放射線量を毎日計測しており、それを基に放射線の量を落とし込んだ地図を作成している」と話し、無人偵察機によって得た写真やデータなどは日本政府に提供しており、さらに関係各国とも今後の対策の検討のために情報の共有化を進めていることを明らかにしました。一方、ウィラード司令官は、今月日本に派遣された原子力災害にも対応できるアメリカ軍の専門部隊、150人については「原発の周辺で自衛隊と共に活動している」と述べるにとどまり、具体的な活動内容には言及しませんでした。

【転載終了】

関連記事

Tags: , ,

コメントを残す

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)