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◆「琉球新報創刊120年記念 オリバー・ストーン 基地の島 OKINAWAを語る」@沖縄コンベンションセンター
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◆オリバー・ストーン氏講演・パネルディスカッション 動画 【1:43:38】
http://www.youtube.com/watch?v=JjzGRj1u7IY
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公開日: 2013/08/16
8月14日夜、沖縄コンベンションセンターで開かれた米映画監督のオリバー・ストーン氏による講演会「琉球新報創刊120年記念 オリバー・ストーン 基地の島 OKINAWAを語る」(琉球新報社主催、沖縄テレビ放送協力)の動画(講演、パネルディスカッション)を公開します。 *末尾部分は音声のみ。
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◆オリバー・ストーン監督講演 「戦争終わっていない」2013年8月14日
http://blog.goo.ne.jp/micchan_oohashi/e/67ce966042604ae5cacd4e7eb3973126
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【引用開始】
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ストーン氏は在沖米軍基地を見て「(冷戦構造と)全く変わっていない。米国、日本、沖縄という関係の中でまだ戦争が終わっていないという印象を 持った」と強調し、冷戦終結後20年以上たっても基地が存続し続けることを疑問視した。
講演に先立ち、名護市辺野古を視察したストーン氏は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「この美しい海は絶対埋めさせてはいけない」と反対する姿勢を示した。
講演では、実際に辺野古の海を見て「海にはサンゴや魚など自然が豊かな所だ」と感想を述べた。「ここに米軍が基地を建設することは恥ずかしい。基地が建 設されれば、場所が荒らされ、醜くなってしまう。文化的にも影響を受けてしまう」と強調し、建設によって自然や文化に悪影響を及ぼすことを懸念した。
また「基地が戦後60年以上も居座り、加えて辺野古の海に埋め立てをしようとしている」「中国を脅威視すれば、緊張を高めるだけだ」と疑問視した。
パネルディスカッションでは、大田昌秀元県知事、米アメリカン大のピーター・カズニック教授、ピース・フィロソフィーセンターの乗松聡子代表を交えた4 氏が討論した。
・・・略・・・
【引用終了】
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◆ストーン氏来沖 隠された歴史見抜こう
2013年8月16日
琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211110-storytopic-11.html
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【引用開始】
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初来沖した社会派の米映画監督オリバー・ストーン氏が講演の中で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対を表明し、民主主義の危機を訴え「世界各地でもっと抵抗(レジスタンス)すべきだ」と力強く語った。
「歴史を学ぶことで今と未来を変えられる」。
ストーン氏と共に米国裏面史「もうひとつのアメリカ史」を製作した、ピーター・カズニックアメリカン大教授も聴衆に訴えた。
・・・略・・・
ストーン氏は広島、長崎への原爆投下は「第2次大戦を早期に終わらせ、米兵の命を犠牲にしないため」と米国で説明されているが「神話」にすぎず、旧ソ連の日本侵攻を食い止める政治的な決定だったと指摘する。
米国だけでなく日本も真の歴史が隠され、政府に都合のいい歴史が教えられており、戦争中に行った戦争犯罪が否定されていると主張した。日本の侵略に対する認識、「従軍慰安婦」問題などを指していることは明らかだ。
・・・略・・・
過去を反省しない姿勢は、日本の「右傾化」を警戒する中韓両国をはじめ、世界中の反発と不信を招きかねないのではないか。
戦中だけでなく、戦後史についても同様だ。ストーン氏の目に映る戦後の日本は、米国の「衛星国」。主権国家でありながら属国のように追従している。
在沖米軍が68年間も沖縄に駐留している理由を、冷戦期は共産主義、冷戦後は北朝鮮や中国に対する「抑止力」と日本政府は説明してきた。この説明は「神話」にすぎず、基地の押し付けは政治的理由からだ。
ストーン氏は離沖前に、沖縄を題材にした映画製作について「これからじっくりと考えたい」と語った。
反骨の監督に、日米両政府が沖縄の民意を無視して基地を押し付けてきた歴史と沖縄の抵抗を、ぜひ全世界に発信してもらいたい。
【引用終了】
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◆オリバー・ストーン監督ら 琉球新報社で記者会見 【23:42】
http://www.youtube.com/watch?v=Cr-tOEDsQuI
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公開日: 2013/08/15
米映画監督のオリバー・ストーン氏と米アメリカン大のピーター・カズニック教授が15日、那覇市天久の琉球新報社で記者会見を開いた。
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◆オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニックアメリカン大学准教授(歴史学)記者会見・翻訳
@reservologic 萩原一彦 氏
10th August 2013
from TwitLonger
http://www.twitlonger.com/show/n_1rlraac
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【引用開始】
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オリバー・ストーン:
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北アメリカでは、文字通り原爆経験を通り抜けて来なかった。原爆の事を理解して来なかった。しかし、状況は、なんと日本でも同じだった。日本も原爆の事を 理解せずにここまで来ていた。皮肉な事だが、私のこの旅行の間に歴史は繰り返し、福島の放射水漏れがおおやけになってた。不幸な事だ。そして、またこの事実も秘匿されてきた。
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ピーター・カズニック:
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先週オバマ大統領は、朝鮮戦争は米国の勝利だったと言った。オバマ大統領が何を吸っているのか知らない。彼はかつて(マリワナを)吸っていたことがわかっているけど、今吸っているかは知らない、でも、あんなことを言うんだからたぶん吸っていたのだと思う。
我々は、イラン、グアテマラ、キューバ政府の転覆計画、ブラジルやドミニカ共和国、ベトナム、チリ、インドネシアへの介入、それにコンゴ、それらについても別の見方をしている。そしてこれもまたひとつの歴史解釈だ。
数について論争する事はできる。被爆者の人数が本当は何人であるかについても論争できる。放射能が広島や長崎の土壌に何年残るかについても論争できる。しかし問題は全体像だ。我々が日米関係から導きだしたいのはその全体像なのだ。
20万人か30万人かは問題ではない。われわれが忘れてしまった歴史は本当はどうなのかということ。第二次大戦後の復興期に、われわれが、平和な国際関係 を作ることができたはずの時点、今とは違う世界が作られていたかもしれない時点から、2013年の現在まで、今わたしたちが見るものは、戦争、軍事国家、 基地……、
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ストーン:
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そしてこの旅行で学んだ事は、日本がいかにアメリカにとっての属国であるかということ。その日本がいかにアメリカの言いなりになってこぞってアメリカに尽くしているかを見て憂鬱になってしまった。
今、平均的な日本人は、日本に対する中国の脅威が増大してきたと言う。こういう単純な考え方は危険である。この中国脅威論はワシントンから発せられたものだがこれに疑いもなく従ってしまっている日本がそこにある。
日本にもこれに対して戦っている人はたくさんいる。我々が行く先々で会った進歩的な人々リベラルな人々は、名護市長にみんな同情的だった。そんな「もうひとつの考え方」をもった人々は、しかし多勢に無勢の厳しい戦いを強いられている。それが私にははっきりわかり、とてもがっかりしている。
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【引用終了】
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