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◆日中両国民に理解してほしい外交

10/3宮本雄二氏・宮本アジア研究所DIAMOND online

http://diamond.jp/articles/-/25732

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【抜粋 引用開始】

日本と中国が喧嘩をしていては、アジア地域に平和と繁栄をもたらすことができない。アジアの時代は来ない。尖閣問題のために、すべてを犠牲にするというのは、正しくない。

妥協し過ぎだという批判は、往々にして成り立ちうる。中国の外交当局も同じような立場。トータル、何が国家としてベストの選択なのかを考えてもらいたい。

憎しみだけではなく日本に対する敬意を持った中国の指導者、他方、中国に対して申し訳ないと思っている日本の指導者が、1970年代の国交正常化を実現、日中の協力関係を発展させた。

中国の国内問題が相当危険なところに来ている。 

 

――日中両国は、お互いに勝手に作り上げた虚像に向かって非難。

一般の中国人は日本が長期にわたり実効支配をしてきたことを知らない。

今回は日本が攻勢をかけてきたので、やむなく反撃していると思っている。

【引用終了】

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◆~領土問題の存在を認めASEANに学べ~

10/4石山永一郎氏講演会

http://twilog.org/IWJ_ch5/date-121004/asc

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【抜粋 引用開始】

オスプレイに反対する封鎖行動する沖縄の人々の心情は、日中対立よりも、むしろ、琉米対立(沖縄VSアメリカ)

 

南沙諸島の領有権をめぐって、中国・フィリピン・ベトナム・台湾など6カ国1地域が領有権を主張し対立している。

ASEANと中国は『南シナ海行動宣言』に合意。

1)平和的解決をする。

2)南沙諸島(100もの島)で、各国はこれ以上の実効支配の拡大を自粛

 

日本は中国との間に領土問題が存在することを認めるべき

日本が、ソ連・ロシアから北方領土問題をめぐって、『両国に領土問題は存在しない』と言われているのと同じこと。

 

尖閣近海に1000億バレルの石油が埋蔵。

中国と話し合わねばならない。

【引用終了】

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◆講演会「尖閣問題はオスプレイ配備の理由にならない

~領土問題の存在を認め、ASEANに学べ~」

共同通信編集委員 石山永一郎氏

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IWJ 実況ch5  IWJ_ch5

2012年10月04日(木) 

http://twilog.org/IWJ_ch5/date-121004/asc

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【引用開始】

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2012年10月4日(木)16時半、

講演会「尖閣問題はオスプレイ配備の理由にならない

~領土問題の存在を認め、ASEANに学べ~」

の実況ツイートを開始。

共同通信編集委員石山永一郎氏。

場所は衆議院第2議員会館第1会議室。

主催は「万国津梁(しんりょう)ネットワーク」、

協賛は「オスプレイの沖縄配備に反対する首都圏ネットワーク」。

本日6時から官邸前で引き続きデモも予定とのこと。

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石山氏 講演

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「沖縄の人の中国に対する考えは、本土の人と相当違う。沖縄の人からは中国を脅威と捉える意見はほとんど聞かれない。沖縄の人々の心情は、日中対立よりも、むしろ、琉米対立(沖縄VSアメリカ)という印象を受ける」

 

「オスプレイに反対する封鎖行動。今回の平和的実力行使は今までに無いものだった。ゲート内は米軍敷地内。管轄権がグレー。逮捕者もひとりも居ない」

 

「沖縄の人々は、米兵に対しては、問題を抱えつつも親切に対応してきた。しかし今回の普天間。『ヤンキー・ゴー・ホーム!』と叫ぶ人々も居て驚いた」

 

「空軍仕様のCV22が加わると、事故率が一桁上がる。また、琉球新報の報道によると、90dBという、ヘリの騒音としては最高レベル。配備初日からさまざまな問題が明らかになっている」

 

「垂直離着陸機ハリアー攻撃機の訓練施設を作って訓練したとき。沖縄本島北部に1989年に作られる話が持ち上がった。反対運動が激化し、沖縄本島西側にある伊江島に作られた」

 

「垂直離着陸機ハリアー攻撃機は、1989年11月に伊江島で試験訓練を開始し、直後に墜落事故。94年、99年にも墜落事故を起こした」

 

「尖閣をめぐる情勢は楽観していないが、オスプレイが結びつくものではない。オスプレイと抑止力は関係無いと思う」

 

「原子力村に対して、私は『日米安保村』という言葉も使うが、彼らはアメリカが基地の交渉を希望しているのだから、日本が承認するのが日米の利益と信頼につながるという。アメリカに従うのが日米の利益につながるというのだ」

 

「いま、外交では猛々しい議論ばかりが幅を利かしている。尖閣をめぐる一連の摩擦は『外交無罪』という考えがもたらしたものだと考える」

 

「南シナ海におけるASEANと中国の交渉を例にして解説する。南沙諸島の領有権をめぐって、中国・フィリピン・ベトナム・台湾など6カ国1地域が領有権を主張し対立している」

「1974年に西沙諸島で中国とベトナムが武力衝突。南沙諸島でも武力衝突。フィリピンやブルネイなどとも領有権をめぐって対立が続いている」

 

「解決を進めるべく、ASEANと中国は『南シナ海行動宣言』に合意。 ポイントは2つ。(1)平和的解決をする。(2)南沙諸島は100もの島があるが、各国はこれ以上の実効支配の拡大を自粛する

 

「日本は中国との間に領土問題が存在することを認めるべきだ。玄葉外務大臣は尖閣に領土問題は存在しないと述べているが、それが正しい対応とは思わない」

 

日本が、ソ連・ロシアから北方領土問題をめぐって、『両国に領土問題は存在しない』と言われているのと同じことではないか」

 

「領土問題の存在を認め、首脳同士が話し合うという解決法しかないと思う。そういう上で、南シナ海行動宣言の文言が参考になる」

 

「南シナ海行動宣言に書かれている『これ以上の実効支配を行わない』という文言が参考になるのではと思う。そんな中で、日本が尖閣に構造物を作ったりという実効支配の強化が懸念材料となる」

 

「北方領土や竹島のように、他国が実効支配しているケースを参考に、イマジネーションを働かせた外交が必要」

 

「日中間が尖閣をめぐってピリピリしている理由として、資源の件がある。 尖閣近海に1000億バレルの石油が埋蔵していると言われている。ますます中国と話し合わねばならない。環境の問題もある」

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これより質疑。

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聴講者「仮に朝鮮半島有事の際にオスプレイが運べる海兵隊は700人位。配備には別の理由があるのでは?世界各地の別の場所へ派遣する訓練のため、日本各地を低空飛行し訓練しているのでは?」

石山氏「そう思う」

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聴講者「事故が多発しており非常に心配」

石山氏「オスプレイは、操縦が難しくミスが起こりやすく実際に事故が多数起きている。米国で訓練が中止になるような飛行機が、一番難しい場所で訓練するというのはどう考えてもおかしい」

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聴講者「かつての独仏の資源をめぐる領有権対立を、参考例として応用可能かお聞きしたい」 

石山氏「独仏のケースは、平和解決のモデルではなく、武力解決を経たモデルと認識している」

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聴講者「日本ではオスプレイは輸送機と紹介されているが、アフガニスタンでは反米武装勢力掃討に使われていると聞いているが」

石山氏「オスプレイが有用性を発揮するのはイラクよりも、アフガンのような山岳地帯」

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講演終了。聴講していた福島瑞穂氏らとともに、18時から首相官邸前にてオスプレイ抗議行動への参加を司会者が呼びかけ。これで実況ツイートを終了します。アーカイブ→http://t.co/X3WCRULg (了)

【引用終了】

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◆自国の論理のみ追求すれば軍事的対立に
日中両国民に理解してほしい外交とは何か
――宮本アジア研究所・宮本雄二代表に聞く

DIAMOND online

国際日中国交正常化40周年 どう中国と付き合うか

宮本雄二・宮本アジア研究所

2012年10月3日

http://diamond.jp/articles/-/25732

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・・・略・・・

http://diamond.jp/articles/-/25732?page=2

◆世代交代がもたらした日中関係の変化

・・・略・・・

http://diamond.jp/articles/-/25732?page=3

・・・略・・・

 中国の指導者は――とりわけ周恩来さんにその傾向が強かったけれども――過去は過去として新しい日中関係を作ろうと。アジアで唯一西洋に伍する国になった日本という国に対する敬意を持って、関係を修復し発展させたいという気持ちを持っていた。それに対して当時の日本人たちも、やはり「中国を侵略して申し訳なかった」という気持ちを持っていた。田中角栄総理もそうだったし、大平正芳外務大臣はその点に対して、一番強い意識を持っていた。一方で、憎しみだけではなく日本に対する敬意を持ち、他方、中国に対して申し訳ないと思っている指導者が、1970年代の国交正常化を実現し、その後の日中の協力関係を発展させていったのです。

 その後、世代交代が進み、そうした気持ちを自分の皮膚感覚として感じられない人たちが増えてきて、双方のすれ違いや感情的な対立が起こってきた。天安門事件を契機に1990年代になってくると、中国では愛国主義教育が行われ、中国は弱かったから悲惨な歴史を経験した。だから我々は強くなり、大国にならないといけないということを国民に教育していく。その時の重要な教材のひとつが日本の中国侵略であり、それに伴う様々なエピソードを子どもたちは教え込まれていくわけです。当然、日本に対するマイナスイメージは増幅されていく。

 それから日本の方も、贖罪意識、中国に対して悪いことをしたと思わない世代がどんどん増えてくる。中国から何度も謝罪を求められて、「自分たち自身はやってないのに……」と、国民感情的にも反発が強くなってくる。そうこうしている内に、日本は経済では世界のナンバーツーだということを拠り所・誇りにしていたのに、中国の方が日本を追い越した。

 こういう出来事も起こって、今はお互い相手をどう捉えたらいいかが分からない状況に陥っている。これが、日中のこの40年間を見た時の根本を流れている時代背景、社会心理構造の変化ではないかと思います。

◆国民感情や雰囲気が外交に
多大な影響を与える時代に

――お互いに相手をどう位置づけたらいいか試行錯誤していることによって、いろいろな衝突が起こっている。あまり単純化するのはよくありませんが、中国は大国になって傲慢さが出てきて、一方、日本はそれに対する、いわく言い難いやっかみみたいものが出ているのでしょうか?

 私は、以上に述べてきたような大きな時代背景の変化によって、国民感情が増幅するようになったと思っています。

・・・略・・・

http://diamond.jp/articles/-/25732?page=5

・・・外交はどういう風に考えるか。尖閣を守るという巨大な国益は確かにある。しかし同時に、日本と中国との間には、貿易、投資を始め経済関係でも、お互いに巨大な利益がある。中国にいる日本人と企業の安全と財産を保全する。これらも国益です。日本と中国が喧嘩をしていては、アジア地域に平和と繁栄をもたらすことができない。アジアの時代は来ないということです。平和な国際関係がなければ経済活動はできませんし、経済活動ができなければ、私たちは飯を食えません。これらも全部国益です。

 尖閣問題では互いに自分たちが100%正しいと思っていますから、何がしかの譲歩らしきものをすれば、政府は妥協し過ぎていると批判される。日本国民から見ても、中国国民から見てもそう映る。

 ところが、お互いに妥協しない限り、衝突するしかなく、尖閣問題以外の日中の間にある利益を確保、維持できない。だから尖閣問題のために、すべてを犠牲にするというのは、私は外交としては正しくないと思っています。重層的、多元的な国益の集まりを最大にするのが、私は最高の外交だと思っている。一つ一つの具体的な問題については、妥協し過ぎだという批判は、往々にして成り立ちうるわけですよ。それは中国の外交当局も同じような立場に立たされているわけで、トータル、何が国家としてベストの選択なのかを国民の皆さんに考えてもらいたいと思います。

・・・略・・・

http://diamond.jp/articles/-/25732?page=7

 今の政権、次の習近平政権も経済成長抜きに、中国をまとめることはできません。経済成長が鈍化したら、あらゆる問題が暴発してしまう。中国共産党が生き残るためには経済成長を続けるしかない。だとしたら、中国は国際協調路線を取らざるを得ないのに、対外強硬一本やりで来るとなると、中国の国内問題が相当危険なところに来ていると見るべきでしょう。 

◆等身大のコミュニケーションが
お互いの誤解を解く

――日中両国は、お互いがお互いに勝手に作り上げた虚像に向かって非難し合っているという面がありますね。

 あります。今回の尖閣列島の国有化についていうと、我々からすれば、主権と所有権の問題は全く次元を異にします。私有地が国有地になっても、所有権が変わっただけで、日本の主権下にあることに変わりはない。

 さらに言えば、日本の場合、私有地の売買は自由なわけです。もし、東京都が購入して都が思うように尖閣対策を行った時には、確実に中国との関係は悪化する。だから東京都に売却されないように、国が私人からその土地を購入する、すなわち国有化するということをやらない限り、東京都との売買を阻止する方法がない。だから、政府が購入して国有化する。

 ところが中国の人はそうは受け取ってない。中国語でも『国有化』ですが、一般の中国人は日本が長期にわたり実効支配をしてきたことを知らないので、日本が中国から「奪う」感覚で見ている。中国政府も、日本政府が東京都と結託しているとみているので、国有化するということは、これから日本が実効支配を確実に強化すると思っているわけですね。

 一方、日本では、中国が共産党を中心に一枚岩で、中国は大国にならなきゃいかん、だから軍事力を強化し対外的に強硬に出る、この機会に尖閣を取り戻そうしていると思われている。ところが中国では、今回は日本が攻勢をかけてきたので、やむなく反撃していると思っている。そこで過去の歴史ともつながって日本はけしからん、ということになっている。

 私は、多くの中国の一般国民は尖閣よりも国内の問題、自分たちの周りの問題がもっと大事だと思っていると感じています。格差の問題、腐敗不正の問題、医療費の問題、子どもの教育の問題、老後の生活の問題。どちらが大事かというと、圧倒的にこれらの方が大事です。彼らも自分の生活で一生懸命なわけです。それが普通の中国人です。そういう意味で、お互いの理解がもう少し「等身大」の相手のイメージに近づいてくれば、多くの問題でボタンの掛け違いをせずに、もう少し良いコミュニケーションできるはずです。

【引用終了】

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