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デュポン社:1961年当時から、有害性がわかっていながらその事実を隠蔽?

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(デュポン-EPA 危険報告義務違反訴訟)→和解

民事過料は、1,650万ドル

(1,025万ドルの罰金+環境プロジェクトへの保証金625万ドル)

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こげつき防止(テフロン)加工の製造に用いられる化学成分

パーフルオロオクタン酸(PFOA)が、

2つの発ガン性物質をふくむ、15種類の有害なガスや化学物質が発生する可能性。

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コーティング用の化学物質は、有害なガスや粒子を排出。

吸い込めば、人の場合、のどの痛み、発熱や息切れ、頭痛、咳など、

「ポリマーヒューム熱」とよばれる、インフルエンザに似た症状を引きおこす。

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こげつかない鍋で鳥が死ぬ

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 ”こげつき防止”のプラスチック ポリテトラフルオロエチレン (PTFE) のヒューム(煙)に曝露して、5羽のインコが30分で死んでしまった

1時間以内にペットの持ち主には ”ポリマー・ヒューム熱” の症状が出たが、24時間後には回復した。

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2005年 EPA(米環境保護局)独立調査委員会

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2005年6月にデュポン社のテフロン化学物質 PFOAは”ヒト発がん性であるらしい(ikely human carcinogen)”とEPAに報告している。

実験動物に肝臓がん、膵臓がん、睾丸がんを発生させ未熟児、奇形児、免疫力低下に関与

胎盤を通って母親から胎児に伝わり得る。この物質を吸引したラットが死んでいた。

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◆テフロン加工のフライパンが人体に有害というのは、本当ですか?

THE REQEST 第8回

ナターシャ・タイムズ

 2005年9月

http://www.nstimes.info/09-2005/teflon.html

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【引用開始】

50年も前から分かっていた有害性

もっとも問題視されているのは、PFOA(パーフルオロオクタン酸)

テフロンそのものはPFOAではないのですが、PFOAはテフロン製造過程で使用され、製造工場では大気中および水中に排出されます。

PFOAがアメリカ国民の90%以上の血液中に存在することがわかり、研究によってその毒性が明らかになるにしたがい、ダイオキシンやPCBと同様、世界的な環境汚染が懸念されているのです。

テフロン加工した調理器具の使用においても、一定以上の温度に熱することで2つの発ガン性物質をふくむ、15種類の有害なガスや化学物質が発生する可能性が指摘されています。

テフロンの製造元であるデュポン社は50年以上テフロンの製造にPFOAを使用しており、この化学物質そのものも製造しているのですが、「人間には害がない」「通常の調理過程ではPFOAは発生しない」と主張。
 ところが、1961年当時から、PFOAの人体に対する有害性がわかっていながらその事実を隠蔽していたとして、米国では大きな訴訟問題がもちあがっています。

【下記 記事(2005年12月) 参照:デュポン-EPA 危険報告義務違反訴訟】

 

加熱で溶け出す化学物質

2003年5月、米国のEWG(環境ワーキンググループ)は、健康を害する危険性を明示したラベル貼付をテフロン加工製品に義務づけるべきだと米国の消費者製品安全委員会に要請。このニュースは日本にもつたわりました。

350℃度以上にならないと人体に害はないとされていたテフロンですが、EWGの調査で、たった2~5分の短時間で380~390℃という予測外の高温になる調理器具があることがわかり、さらに、200℃でも有毒ガスでペットの鳥が死ぬことも報告されました。

熱したフライパンでベーコンを焼けば、加熱温度は260℃。薄いフライパンでは、1分間の予熱で370℃に上昇するケースもあるといいます。

コーティングにつかわれている化学物質は、こうした加熱で溶け出したり、有害なガスや粒子を排出。このガスを吸い込めば、人の場合、のどの痛み、発熱や息切れ、頭痛、咳など、「ポリマーヒューム熱」とよばれる、インフルエンザに似た症状を引きおこすとされます。

 

◆人体への悪影響も明らかになる??

2005年に入ってEPA(米環境保護局)独立調査委員会は、テフロンに使われている化学物質の発ガン性がこれまでに考えられた以上に深刻であるとの報告をまとめました。

PFOAが実験動物に肝臓がん、膵臓がん、睾丸がんを発生させること、未熟児、奇形児、免疫力低下に関与することを明らかにし、コレステロールや中性脂肪値の上昇とも関連があるとし、結論として、「PFOAは人にとっても発ガン性物質である可能性が高く、各種ガンに対してのリスク査定を実施すべきである」と締めくくっています。

 

・・・略・・・

【引用終了】

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◆テフロン化学物質 デュポン-EPA 危険報告義務違反訴訟 史上最高の過料で和解 
EWG in the News, December 15, 2005

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2005年12月19日
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/kaigai/kaigai_05/05_12/05_12_15_EWG.html

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情報源:EWG in the News, December 15, 2005 
DuPont, EPA Settle Chemical Complaint Firm Didn’t Report Risks, Agency Says
http://www.ewg.org/news/story.php?id=4847
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【引用開始】
 米環境保護局(EPA)は、デュポン社のテフロン製造に用いられる化学成分

パーフルオロオクタン酸(PFOA)

に関する可能性ある健康リスクの報告義務違反の件で、

同社に1,650万ドル(約18億円)の罰金を科すことで、昨日和解した。

EPAがかつて得た最高額のこの民事過料は、1,025万ドル(約11億円)の罰金と、デュポンによる環境プロジェクトへの保証金625万ドル(約7億円)からなる。

EPA環境上訴審の承認を条件とするこの合意は、1981年以来、PFOAとして知られる化学物質についてデュポンが政府に証拠を引き渡さなかったことに対する説明責任を16ヶ月にわたってEPAがデュポンに要求していたことが終了することを意味する。

その証拠書類は、こげつき防止(テフロン)や防汚物質の製造に用いられるこの成分が、胎盤を通って母親から胎児に伝わり得ることを示すものであった。他の研究は、この物質を吸引したラットが死んだことを示していた。

・・・略・・・

◆化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)
 日本の化審法では PFOS と PFOA は第二種監視化学物質(既存、新規化学物質、難分解性あり、高蓄積性なし、人への長期毒性の疑いあり)に、2002年12月26日に指定されています。

NO. 官報告示番号 CAS 官報告示名 指定年月日 備考(当研究会調べ)
681 2-1595 ペルフルオロオクタンスルホン酸 2002/12/26 CAS No.1763-23-1
682 2-2659 ペルフルオロオクタン酸 2002/12/26 CAS No.335-67-1

・・・略・・・

【引用終了】

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◆地球を汚染する過フッ素化合物類 PFCs
Environmental Working Group のレポート紹介

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/)
掲載日:2003年9月17日

更新日:2005年7月17日(第7部の詳細を除き全訳)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/research/ewg/pfc/03_09_ewg_pfc.html
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情報源:PFCs: A chemical family that contaminates the planet
Report of Environmental Working Group
April 2003
http://www.ewg.org/reports/pfcworld/
Environmental Working Group: http://www.ewg.org/

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◆PFCs 地球を汚染する過フッ素化合物類
(パーフルオロケミカルズ)

動物と人間に有毒で、永久に残留し、広く人間の血液を汚染している
EPA は地球を汚染する過フッ素化合物の1つを禁止
他の過フッ素化合物も規制されようとしている
これらについて目を向けるべき時が来た・・・・・・ 

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◆著 者

クリスチーナ・サイヤー、PhD、上級科学者
Kristina Thayer, PhD, Senior Scientist 
ジェニファー・クレイン、PhD、科学特別研究員
Jennifer Klein, PhD, Science Fellow 
シーン・グレイ、地図情報分析者
Sean Gray, GIS/Data Analyst 
ジェーン・ホーリハン、研究所副所長
Jane Houlihan, Vice President for Research 
リチャード・ワイルズ、上級副代表
Richard Wiles, Senior Vice President 
ティム・グリーンリーフ、インターラクティブ・コミュニケーションズ取締役
Tim Greenleaf, Director of Interactive Communications 

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【引用開始】

・・・略・・・

 1990年代になってから数々の科学的発見により、PFCs は世界中で人間や動物の血液を汚染する非常に有毒で極端に残留性の高い化学物質として ”容疑者リスト” に載せられるようになった。さらに研究が行われれば、PFCs は DDT や PCBs、ダイオキシン、その他の化学物質に取って代わって、地球を汚染する最悪の有毒物質となる運命にあるように見える。他の有毒な化学物質とは違って、最も広く分布し有毒である PFC 類化合物は環境中で決して分解しないので、政府の科学者たちは特に懸念を持っている。

  アメリカ EPA は2000年に、PFC 類のうちの一つを有無を言わさず市場で禁止した。それは、3M 社の人気ある汚れ防止用及び耐水用の ”スコッチガード” の成分として数十年間使われてきた PFOS (パーフルオロオクタンスルホン酸、又はペルフルオロオクタンスルホン酸) である。その後直ぐに 3M 社は関連する過フッ素化合物である PFOA (パーフルオロオクタン酸、又はペルフルオロオクタン酸) の製造を中止したが、現在、EPA はその物質の規制を強めようとしている。3M 社は PFOA を公式にデュポン社に売り払ったが、デュポン社は半世紀にわたり ”テフロン” の製造に PFOA を使用している。同社は、現在、ノースカロライナの新工場でこの化学物質 PFOA 自体も製造している。研究によりその毒性が警告され、また PFOA がアメリカ国民の90%以上の血液中に存在することが分かったので、EPA は2003年4月にこの化学物質を規制するための第一段階の措置をとることを期待されている。

・・・略・・・

 

◆こげつかない鍋で鳥が死ぬ

 鳥好きの人や獣医師は、テフロン加工などを施したこげつき防止調理鍋が高温に熱せられると鳥に対する急性毒性を持つことを数十年前から知っていた。科学者の論文には、家庭で使用されるテフロン、その他の加工を施したこげつき防止鍋や調理器具の使用と鳥の死との関連性に関する報告が30年前から多数含まれている。鳥は、通常、初めてこげつき防止鍋を使用して高温に熱した時に突然死ぬ。いたる所で鳥が死ぬので、ペットの鳥に対する注意を促すウェブサイトが少なくとも100はある

 1975年、鳥の死に関する初期の論文の一つで、著者はペットの持ち主がこげつき防止(テフロン加工)鍋を使用した後、5羽のペットの鳥が死んだことについて、次のように述べている。
 ”こげつき防止”のプラスチック ポリテトラフルオロエチレン (PTFE) のヒューム(煙)に曝露して、5羽のインコが30分で死んでしまった。1時間以内にペットの持ち主には ”ポリマー・ヒューム熱” の症状が出たが、24時間後には回復した。インコの臨床的所見と死後の組織損傷が記述されており、 PTFE 加工したフライパン熱分解物質に対するインコの異常な感受性が特記されている[1]。

・・・略・・・

【引用終了】

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2件のコメント on 発ガン性【こげつき防止(テフロン)加工】コーティング用の化学物質パーフルオロオクタン酸(PFOA)から350℃度で発ガン性のガス発生。「ポリマーヒューム熱」という症状を引きおこす。のどの痛み、発熱や息切れ、頭痛、咳など。5羽のインコが30分で死んでしまった。2005/9ナターシャ・タイムズ、2005/12化学物質問題市民研究会

  1. れもん より:

    TPP賛成の渡邉美樹氏の会社の裏事情らしいです。

    http://blog.livedoor.jp/tansan.....37482.html

    頑張って下さい。

  2. [...] 記事はこちら。 ☞こげつかないテフロン加工の鍋で鳥が死ぬ。 Share this:TwitterFacebookLike this:LikeBe the first to like this. This entry was posted in Wise choices. Bookmark the permalink. [...]

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